総合内科専門医として、風邪、頭痛、腹痛、インフルエンザなどの急性疾患から、糖尿病、高血圧、脂質異常症、メタボリックなどの生活習慣病からくる慢性的な疾患まで、地域のかかりつけ医として広く柔軟に対応いたします。診断の上、専門的診療が必要な場合は近隣の専門医へ迅速に紹介し、早期治療に努めます。気になる症状がありましたらお気軽にご相談ください。
また、消化器病学会専門医、内視鏡学会専門医として、最新の内視鏡機器を用いて苦痛の少ない、精度の高い内視鏡検査を目指します。鎮静剤を使用することで苦痛が少なく、かつ精度の高い内視鏡検査、さらに極細径内視鏡を用いた経鼻内視鏡検査にも対応いたします。

高血圧、肥満、糖尿病、脂質異常症（高脂血症）、痛風（高尿酸血症）といった生活習慣病の発症には、遺伝などのいくつかの要因が関わっています。その中でも、現代的な要因として注目されているのが食事、運動、休養、飲酒、喫煙などによる生活習慣要因です。
生活習慣病の中には、単体であれば明確な症状を感じにくいものもありますが、いったん発症すると改善が難しいとされています。それだけでなく、脳や心臓をはじめとするさまざまな器官に重篤な疾患を引き起こすリスクを高める要因にもなります。そのため、まずは生活習慣を見直し、発症予防や悪化防止に努めることが対策として重要かつ有効とされています。生活習慣病外来では、こうした対策のご指導にも力を入れながら診療を行っております。

当院では、成人の方に向けてインフルエンザワクチンと肺炎球菌ワクチンの予防接種を行っております。ワクチンを接種しておくことで、その病気にかかりにくくなる効果が期待できます。なお、接種にあたって予約は原則として不要ですが、診察終了の30分前までに受付を済ませていただく必要があります。その他、詳細は当院スタッフまでお問い合わせください。

対応している予防接種

• 肺炎球菌

肺炎球菌感染症が進行すると、肺炎、敗血症などを引き起こす恐れがあります。

• 帯状疱疹

帯状疱疹は、子供の頃にかかった水ぼうそうのウイルスが、過労や睡眠不足などにより再び活動することで起こります。帯状にブツブツができて、強い痛みを伴います。

• インフルエンザ

インフルエンザは毎年11月下旬から流行し始め、翌年1～3月にピークを迎えます（その年により変動あり）。早めの予防をお勧めします。

• B型肝炎ワクチン

B型肝炎は母子感染、輸血・注射、性行為により感染します。感染すると肝機能の値が上昇します。ほとんどの方は無症状ですが、倦怠感、発熱、食欲不振などが現れることもあります。

• A型肝炎ワクチン

A型肝炎は経口・糞口感染、汚染された食物の摂取により感染します。感染すると発熱や倦怠感、食欲不振に続き、肝機能の低下が現れます。

当院では、自治体の実施する特定健診をはじめとした各種健康診断を行うことができます。自覚症状のないままに進行する病気は少なくありませんが、多くの病気は発見が早いほど治る可能性も高くなります。そうした病気の有無を確認し、健康的な生活を送るためにも、年に一度の健康診断をおすすめしております。健康診断をご希望の方は、まずはお電話にてお申し込みください。

消化器専門外来では、消化の中心として働く食道や胃腸、消化を助ける胆のうや膵臓といった消化器全般に発生する、さまざまな症状や疾患を対象に専門的診療を行っております。具体的には、胸焼け、胃もたれ、下痢、便秘といった比較的身近で誰にでも起きやすい症状から、逆流性食道炎、胃潰瘍、大腸がんなどの病気まで、幅広い症状や疾患に対応しております。お腹や消化器全般にまつわる症状にお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

胃カメラは、胃の内部を実際の映像として観察できる検査で、特に重要とされる微細な早期胃がんの発見に有効とされています。そのため、胃がんのリスクを高めるピロリ菌感染や慢性萎縮性胃炎が生じている方には、定期的に検査をお受けになるようおすすめしております。胃にまつわる症状やお悩みをお持ちの方、がん検診で指摘を受けた方は、ぜひ一度当院にて胃カメラ検査をお受けください。

大腸カメラ検査では、他の検査では捕捉の難しかった大腸内部の微細な変化を実際の映像として観察することができます。これにより、大腸がんを早期に発見することができるだけでなく、発見した大腸ポリープをがん化する前に切除して大腸がんを予防することも可能です。大腸にまつわる症状やお悩みをお持ちの方、がん検診で指摘を受けた方は、ぜひ一度当院にて大腸カメラ検査をお受けください。