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2018.10.17

バリウムの検査で胃炎といわれたら

仙台市では現在のところ胃がん検診はバリウムによる造影検査が行われています。(近い将来に内視鏡検診も導入されます)
毎年のように受診されていた方でずっと「異常なし」の判定だった方、ある時から「胃炎」「慢性胃炎」の通知が来るようになった方はいらっしゃいませんでしょうか?
「胃炎」の判定が届いた方は要注意です。ピロリ菌感染の可能性があります。症状などがなくとも一度内視鏡検査をお勧めします。内視鏡を受けていただくとピロリ菌が胃の中にいるのかいないのかほぼわかります。
ピロリ菌が陽性の方はピロリ菌を除菌することによって将来の胃がんになるリスクを減らすことが出来ます。
(除菌をすることによって胃がんにならなくなるわけではありません)
胃がんになる方の99%以上はピロリ菌が原因と言われています。(ただしピロリ菌感染がある方が必ず胃がんになるわけではありません。)また、ピロリ菌感染があってもほとんどの方は症状がありません。ピロリ感染が疑われる方は、なるべく早めに除菌を行い定期的に検査を行うようにしてください。

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