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2018.10.17

バリウムの検査で胃炎といわれたら

仙台市では現在のところ胃がん検診はバリウムによる造影検査が行われています。(近い将来に内視鏡検診も導入されます)
毎年のように受診されていた方でずっと「異常なし」の判定だった方、ある時から「胃炎」「慢性胃炎」の通知が来るようになった方はいらっしゃいませんでしょうか?
「胃炎」の判定が届いた方は要注意です。ピロリ菌感染の可能性があります。症状などがなくとも一度内視鏡検査をお勧めします。内視鏡を受けていただくとピロリ菌が胃の中にいるのかいないのかほぼわかります。
ピロリ菌が陽性の方はピロリ菌を除菌することによって将来の胃がんになるリスクを減らすことが出来ます。
(除菌をすることによって胃がんにならなくなるわけではありません)
胃がんになる方の99%以上はピロリ菌が原因と言われています。(ただしピロリ菌感染がある方が必ず胃がんになるわけではありません。)また、ピロリ菌感染があってもほとんどの方は症状がありません。ピロリ感染が疑われる方は、なるべく早めに除菌を行い定期的に検査を行うようにしてください。

2018.10.08

ナンヨウハギ

水槽紹介2匹目はニモのお友達ナンヨウハギのドリーです。
美しい青地のからだに黒のラインが入りしっぽに黄色のアクセント、神様のこのデザインセンスには驚かされます。
成長が結構早い印象で現在のこの水槽の中では一番大きな体長になってしまいまいました。
図体のわりに臆病な性格のようでスズメダイの群れに紛れ込んで泳いでいます。

2018.09.29

インフルエンザ

今期のインフルエンザワクチン接種は10月1日から開始します。
昨シーズンは供給不足によりご迷惑をおかけしましたが、今期は今のところ安定して供給されるようです。
予約は不要ですので直接ご来院ください。居住地、年齢により接種費用の助成が受けられます。詳しくはお問い合わせください。

県内では現在のところ数名の発生報告があるだけですが関東以西では散発的に発生しているようです。
当院では高感度の診断機器を導入しておりますので発症早期にも診断可能です。急な発熱などの際には受診してください。

2018.09.29

カクレクマノミ

中待合にあります水槽の魚たちの紹介をしていきます。
はじめは、ファインディング・ニモで有名になったカクレクマノミです。
6月ころから産卵するようになりました。大きい方がメスで小さい方がオスです。主にオスが一日中卵に水を送ったり世話をしています。写真の紫色のモノが卵です。大体一週間ほどで孵化します。これまで5回ほど産卵、孵化を繰り返しています。残念ながら水槽の中では生まれた直後に他の魚に食べられてしまうようでうまく育ちません。

2018.09.27

大腸がん検診

大腸がん検診をうけて陽性の判定がきたら、「自分は大腸がんになってしまったんだ・・」と不安になってしまう方もおられると思います。検診で行われている便の検査は「便潜血反応」という検査で読んで字のごとく「便に血液の反応があるかどうか」を見ています。ですので、陽性だから必ず何か病気が見つかるわけではありません。陽性の場合には何らかの病気の可能性があるので検査をしましょうということです。便潜血が陽性の方で内視鏡検査を受けて大腸がんが見つかる確率は1~2%程度でそれほど高くはありませんが、「90%以上が問題ないなら、自分もきっと大丈夫だろう」と考えて検査も何もしないのは禁物です。大腸がんは症状がないごく早期のうちに発見し適切な治療を受ければ100%に近い確率で治りますが、放置すれば、治るはずのがんを進行させることになりかねません。便潜血陽性となった場合には必ず大腸の内視鏡検査を受けてください。

 逆に、便潜血陰性の場合はどうでしょうか? 陰性=大腸がんではない ということにはなりません。進行がんの場合でも30%程度は便潜血陰性と言われています。ある一定の年齢になりましたら、一度は内視鏡の検査を受けておくことをお勧めいたします。下のグラフは大腸がんで亡くなる方の年齢別の死亡率をあらわしたものです。男女とも40歳を過ぎたあたりから死亡率が上昇してきます。40歳を過ぎたら一度は大腸内視鏡検査を受けておくことをお勧めします。

2018.09.20

サイトをリニューアルいたしました。

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